maumvillageの革について

さて、先日お知らせしたとおりmveの革が3色展開になりました。そこで使っている革の特徴を改めて説明しておきたいと思います。

まず、mveで使っている革は昔ながらの植物タンニンなめしで、なんちゃらかんちゃら。。。ってのはM.V.EやMATERIALページに書いているのでそちらを見てください(笑)

mveの革は表面に余計な加工をしていません。そのひとつに染色があります。革に色をつける方法は大きく分けて染料仕上げと顔料仕上げがありますが、mveでは染料仕上げの革を使っています。それがどーしたと言われると結構重要で、革には生きていた頃についた傷や血筋、シワなどがあります。顔料だとペンキをベタっと塗ったような仕上げなので、それらを全部隠してくれます。さらに色ムラもなく均一になります。しかし、僕はそれらの特徴をあまり面白く感じません。それなら素材は別に革じゃなくても。。。って思うんです。染料仕上げは字の如く、色を染み込ませて仕上げるので革本来の特徴(傷、筋、シワetc..)が残ります。コスト(品質の悪い革は染料で隠せないので必然的に一定以上の品質の革しか使わない)や上の説明から考えて、それでも染料仕上げを選ぶのは、革らしい革を楽しむ!ほぼそれだけです。傷などを個性として活かし、素材の手触りと、使い続けることで変化していく「エイジング」を楽しむ!そこをmveは大事にしたいので、染料仕上げの革を使用してます。因みに顔料仕上げはエイジングしにくいです。

次に、植物タンニンなめしや染料仕上げといった部分は3色共通ですが、実はそれぞれの革には違った特徴があります。それはオイルです。3色ともたっぷり油分を含ませ仕上げますが、その量と種類に違いがあります。

ところで、よくオイルレザーやらなんやら巷では聞きますが、結局オイルを多く含んだ革は他とどう違うんでしょう?それは革の手触りやコシ、復元力、経年変化(エイジング)などに影響してきます。その辺を踏まえて各色説明します。

まず、キャメルは植物性のオイルで仕上げていてオイルレザーならではの、しっとりした手触りがあります。そして3色の中では最もコシがあります。赤茶は同じく植物性オイルで仕上げていますが、キャメルに比べてオイル含有量が2倍です。手触りは更にしっとり。また「プルアップ」といって、革の裏面から押すと内部のオイルが移動して色が白っぽく変わる(色はすぐ戻ります)のも油分が多いこの革の特徴で、キャメルより少し柔らかいです。新色のオリーブはバケッタ製法といって、牛脚油を使った動物性オイルをたっぷりと加脂する方法で仕上げていて、植物性オイルのさっぱり感と比べジューシーな印象で程よくコシもあります。
なんか牛だし、オイルがどーので、さっぱりジューシーとか食べ物みたいでややこしくなってきましたが、複数の革を触り、使っているとこういう表現がピッタリだなーと思います。

またオイルレザーは復元力があり、多少の傷なら柔らかい布などで擦ると消えます。そしてエイジングスピードも早く、使い込みアジが出た頃には、きっと手離せないアイテムになってると思います。

お手入れもオイル含有量が多いので特に必要ありません。敢えて言うなら、変人と思われない程度になでなでして、可愛がってやってください。そうすることで人の手などから出る油分がうまく革に馴染みます。

どうでしょうか?各色特徴の違いを書きましたがエイジングすると、固さや色、艶など良い雰囲気になるのは3色共通なので、確固たるこだわりがない限り、色で選んでもらえればと思います。長々と説明しといてなんですが、僕なら迷わず色で選びます!

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

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