人によっては、ただボロくくたびれた財布に見えるかも知れません(笑)でも僕にとっては、色の変化、特にコバ(革の切り口部分)はより色濃くなり、カードの当たりが付いてる感じやシワのひとつまで美しいです。やはり革製品は作家が作り上げただけでは完成とは言えず、使い手それぞれによって姿を変えてこそ、やっと一番かっこいい状態=完成になるんだなと思います。
これはmaumvillageのCurveという財布で色は赤茶です。先日帰省した時に幼なじみの友人が使ってくれてるのを借りてきました。(感謝!)元々mveの革は経年変化しやすい素材ですが、それにしても使用期間1年とは思えないエイジング!友人は仕事中もおしりのポケットに入れてかなりヘビーに使ってるようです。こちらの財布は10月のARTS&CRAFT静岡手創り市でエイジングサンプルとして展示する予定です。他にもいくつか展示するので、実際に新品と見比べていただくことができます。
さて、イベントまであと2週間になりました。皆さまにお会いできることを楽しみにしています。